RSモデル 1/72 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はRSモデルのJU86R-1です。
前回ご紹介いたしましたP型はこちら
主翼翼面積を増加、エンジンを950馬力のユンカース社ユモ207Bに強化、15,000mの高度を飛行できるR型を開発して偵察活動に投入しましたが、そのR型をも捕捉可能なイギリス空軍の迎撃機が出現するに及び、少数のみの採用になりました。
それでは早速見て行きましょう!
航空機模型のセオリー通りインテリアの塗装から進めていきます。
塗装の終わった内装パーツを胴体で挟み込んで接着し暫し乾燥待ちの時間です。
今回のキットは簡易インジェクションモデルなので、パーツの精度はあまり宜しくありません。
接着後の整形がし易い箇所にパーツ精度の悪い箇所を持ってきて接着すると
その後の整形が幾分か楽になりますが、それでも胴体左右でパネルラインのずれや段差が発生しますので持てる技術やアイデアを総動員して綺麗に整形しましょう。
まぁ海外キットってこんな物だよなぁって気楽にやるのが精神衛生上宜しいかと…
段差等と格闘し形が決まればいよいよ塗装の段階です。
今回はギリシャ方面に配備されていたドイツ機では珍しいRLM79サンドイエローの機体で塗装しました。
如何でしょうか!
大戦初期に高高度爆撃機・偵察機として成功を収めた航空機用ディーゼルエンジン史に残る機体の完成です。