今回ご紹介しますのは犬の置物です。
実物の犬よりひと回りほど小さい60㎝くらいの模型です。
素材の地が出ているところを見るとレジン系の樹脂製の商品の様です。
まずは鼻の破損の修理となります。
さっそく見て頂きましょう。


左の画像が作業前で右が作業後です。
鼻の横が抉れるように欠けています。
パテで欠けた場所を埋めて反対側と同じになる様に成形をします。
表面に凸凹したテクスチャーが入っていたので成形後に溶きパテで再現しています。
しっかり乾燥させて黒を塗装して鼻に修理は完了です。
それ以外に体全体のクリーニングと色剥げ箇所をリペイントしました。






全体的に経年による細かいホコリがこびり付いているので、全体を毛の硬い刷毛で強めにホコリを掃い落とします。
底にフエルトが貼ってあるタイプの置物で、使われている塗料も分からないので洗剤等を使った水洗いは控えました。
それ以外にも耳や尻尾、足等、体の各部の色が剥げていましたのでそれぞれの場所を塗装し直します。
特に尻尾は色剥げに段差が出来ていたので溶きパテで段差を埋め、周りと同じ色を調色して馴染ませながら塗装していきます。
全体の塗装直しが終ったら厚めにつや消しクリアコートを行います。最後に目が少し曇っていたので光沢クリアを塗って完了となります。
新品同様とまではいかないまでも綺麗に生まれ変わったのではないでしょうか。