Sword 1/72Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介の作品はSwordの一式陸上攻撃機です。
以前別の作品の紹介の項でも書きましたが、チェコのメーカーです。
東欧のメーカーと言うと、パーツ精度がう~ん…なイメージもありますがソードのキットは胴体や翼の貼り合わせもキチンと合うので比較的製作難易度は低い様に思えます。
ただ難点を挙げると、取り付けるパーツの指示が無かったり、貼り合わせ前に仕込む部品の指示が漏れていたりと説明書の不備が散見されます。
説明書関連の不備が無くなるよう今後に期待です。
さて、早速組み立てから!!
コクピット内の組み立て塗装から進めて胴体に組み込んでと航空機のキットのセオリー通りに進めていきます。
貼り合わせ部品の精度も気にならないレベルなのでパネルラインでズレるとか段差が酷いとかそういったトラブルはありませんでした。
接着剤の乾燥後に合わせ目消しの処理をして基本の組み立ては完了です。
続いて塗装へ
どの国の航空機にも言える事ですが単色塗の機体の場合はそのままベタ塗りしてしまうとどうしても玩具っぽい仕上がりになってしまいます。
今回もベタ塗りは避けて単色で濃淡を出して塗装してあります。
本体の塗装が終ったら細かい部品を取り付けて、デカールを貼って完成です。
如何でしょうか!
翼内タンクの防弾性が弱く、米軍からは数発機銃を当てるだけで発火するワンショットライターとかフライングジッポだとか不名誉なあだ名で呼ばれていた本機ですが、米戦闘機のガンカメラ映像では炎上して墜落していく姿は殆ど捉えられておらず寧ろ頑丈な航空機のイメージが強かったなんて話もあります。
爆撃任務だけでは無く、兵員の輸送や 末期には特攻兵器桜花のキャリアーとしても運用された本機の雄姿がここに復活しました。