ナガノ 1/8 Scale プラスチックモデルキット製作
ネイキッドの赤いバイクが「かっこいい♪」と思えるのは、私がオジサンだからなんでしょうか?
今回の製作はバイクのプラモデル!
しかも、ご依頼者様が実際にお持ちの車輌に合わせた製作をしました♪
だから「ナンバープレート」も、お客様所有の実際に存在するナンバーをデカールで製作しています。(公表は出来ないので、画像ではナンバーを伏せております)
さて、基になるキットですが、なんと『ナガノ製 1/8スケール』なんです!!
現在40~60才くらいの模型好きな人なら、定番とも言えるシリーズだった様です。
前述の通り、実在の写真資料等を元にお客様のご要望に沿った内容の製作(これがカスタムオーダーの王道!!)ですから、例えキットが古くても、ポイントをキッチリ押さえてカッコ良く仕上げましょう♪
しかし、この鮮やかな赤は、実は「箱絵」をもとにして調色をした「赤」だったりします。
どうですか? 惚れ惚れする「赤」でしょ~♪ ご依頼者様にも大好評でした。
そして、エンジン部分では、当然のようにパーツのメッキを剥がすところから始まり、数種類のシルバーを使って細かく塗り分けて、メカニカルかつ金属的な質感を持たせる塗装を施しました。
これは造形の細かさも考慮した上で塗装をする為、真さにワンオフの雰囲気を醸し出しています。
また、時代を感じさせるシートですが、ここは造形として着いているリベットは切り飛ばして、市販の金属リベットを使用しています(手持ちパーツの中から、合う物を探して付けました)。チョンと塗るより、見た目的にもコッチのほうが断然イイでしょ♪
さらに、フロントフォーク!!
アウターチューブは塗装していますが、インナーチューブにはハセガワのトライツール『ミラーフィニュッシュシート』を巻で貼り込んでいます。このリアリティの追求こそが、実車再現の基本ですよね。・・・でも、今だから言えますが・・・貼り込みは結構面倒でした(笑)。
大きいスケールのバイクモデルはディスプレイすると精密かく迫力ある作品に見えますので、アクリルケースのように透明度の高い綺麗なケースでホコリから保護しつつ、いつまでも見映えの良い状態での保管をお薦め致します。
さて、こういったように、指摘されないと分からないような箇所まで、色々と拘るノウハウがあるからこそカスタムオーダーではリピーターとなるお客様も少なくありません。本当にありがたいことです。
「作る楽しさ」のほかに、「見て楽しむ」ということも模型の楽しみ方の一つです。
プロが作った作品を『買う』のではなく、プロに『自分だけの作品を作ってもらう』という醍醐味もぜひ味わって頂きたいと思います。 どんなキットでもご相談下さい!