「Terminator 2」より
M1号 1/1 Scale ソフビキット製作
ターミネーター2に登場したシュワちゃんの中身です(笑)。
ライフスケール(つまり1/1スケール)なので、頭部だけとはいえ結構デカイです。
LEDを組み込む事で目を光らせることの出来るソフビ製キットですが、今回はそれだけではありません!(後述参照)
キットの箱をあけると、けっこうバラバラになった頭蓋骨とメカニックな造形パーツがグシャッっと入っています。
元々そういったものなんでしょうが、おかげで、詰め込まれていたソフビパーツは、変な曲がり方をしているものもあり、このままでは、普通に仮り組みをすることさえままなりません。
まずは、油膜洗浄を兼ねて、中性洗剤入りのお湯を鍋に張って、パーツをゆでます。
変形したソフビパーツは、お湯で温めると緩くなると同時に元の形状に戻り易くなるのです。
まるで形状記憶合金のようですが、あそこまでカッチリとは戻ってくれませんので、湯上げをして冷める間の暖かいうちに、形状を整えてあげます。
そうそう、金型から出した時の余分なバリも、大きなものは湯煎前に切除してしまったほうが、形状を戻す時の邪魔にならなくてよいでしょう。
さて、この後が今回の目玉!
それは「歯」です!
実は、このキット、本来は「歯」の部分も上顎と下顎のそれぞれに一体成形でついていますが、今回は、オプションの本物そっくりに1本いっぽんレプリカになっている別パーツに置き換えます。
置き換えるといっても、一体成形になっているので、その部分を切除する必要があります。
切除跡の穴をリューターで拡大しておいて、塗装後にレプリカの歯を一本ずつはめ込んでいきます。
さあ、塗装です!
とはいっても、ご覧の通り、ほぼ単色です(笑)。
もちろん、必要な箇所にはシャドウを重ねています。
それと、塗装という意味では、レプリカの歯にはウレタンで光沢を与えています。
メタリックな周辺に比べても、ウレタン独特の光沢があれば、存在感で負けることはありません。
最後に組み立てですが、下あごはや首を嵌めるまえに、LED(目玉)とスイッチの配線をしてしまいます。今回、スイッチはタミヤのトグルスイッチを使用しました。
配線が終わったら、下顎についている左右のシリンダーの位置に注意しつつ、顎と首を頭蓋骨を合わせます、おっと、台座も一緒にね♪
組み立てが終わったら、顎の可動と、LEDの点灯を各にして、問題なければ完成です!
どうですか?
大きさだけでは無く、これだけの仕上がりで、LEDが点灯した状態だと、夜中に暗がりで見るのが怖いかも?!