タミヤ 1/16 Scale 電動RCキット
大迫力のラジコン「キングタイガー(TIGER II)」です!
スケールサイズもさることながら、このRCは『効果音』までなっちゃいます!!
効果音といっても、主砲を撃って「ドゴォ~ン」と鳴ったり、キャタピラの走行音が「キュラキュラ」とするのは当然で、驚くべきはスイッチオンで「グロッ・・グロッ・・ガラドグァ~ン!」とエンジン始動音が鳴り出し、発進する時にもまずエンジンの回転が上がってから動きだし、しかも実際の動き同様に徐々に速度が上がって行くにつれて、エンジン回転音も上昇します。
砲塔もコントローラー側の操作で上下可動や左右回転もしちゃうし、当然その動作音も連動します。
さて、そんな遊び心満点の、このキットですが、モーターや受信機などの伝送系を除いても、余りあるパーツ点数に驚かされます。「カーモデルのラジコンだったら作ったことあるよ」って人でも、こればっかりはハンパなく驚いてしまうこと間違いないでしょう。
余談ですが、こういった大きいスケールの塗装に関して、「大きい方が『ダッー』って塗れるので楽でしょう」と言われる事があるのですが・・・・・トンデモゴザイマセン!!
大きいということは、それだけ細かい所も目立ちやすいし、塗装面積が多いほどパーツ単位での塗装でもムラに生り易いのです。
まして、今回のようなディティールアップ&迷彩塗装&ウェザリング処理ともなれば、細心の注意を払いながら全体的なバランスも考えつつ大きな面でもチマチマと根気よく塗装してしなければならない事のほうが多いんです。小さいスケールの塗装も小さいなりに大変ですし、大きくても塗装は大きいならではの大変さがあるのです。まぁ、そういうことが分かるのも製作する醍醐味ってやつですかねぇ。
ちなみに、キャタピラカバー(?)が所々で無いのは、ご依頼されたお客様のご要望です。
随所に別ペーツを用いたディティールアップを施していますが、そのパーツを更に引き立たせたり、敢えて目立ちづらくしたりするのも、弊社が得意とする塗装技術の一つです。
単にディティールアップといっても、今回はかなり凝ったところまで手を加えていますので、ここでチョットだけ暴露しちゃいます。
・全体の溶接跡の再現。
アルテコ瞬間接着パテをもり、ヨウジで溶接跡を再現していきます。
・予備キャタピラのひっかけフックの再現。
プラ棒を加工して製作。
・サイドフェンダー。
お客様の指示により、取付け位置の変更を行なっています。
又、フェンダー無い部分の六角ナットの再現も施しています。
アドラーズネスト製の削り出し六角ナットを使用しています。
・兵士のヘッドフォンコードの追加。
モデラーズのプラグコードを使用。
・牽引フックの加工、取付け位置の変更。
二つある牽引フックのうち一つは、肉埋めを施しリアの右側フックに引っかけています。
・キャタピラ及び車輪の泥汚れ再現。
ジオラマ用の『太古の土』を使用し、付着させた後に塗装で質感を出しています。
他にもいろいろと小技を使っていますので、是非よ~く見てみて下さい。
画像では迫力の大きさが伝えづらいので、今回は「通常の大きさのジッポーライター」を比較用に置いて撮影した画像もご用意しました(一覧画像の一番最後の画像です)。
見比べてみて、その大きさに笑いが止まらなくなりそうですよ♪戦車だけではなく、戦闘機でも、戦艦でも、歩兵(笑)でも、ミリタリーならスケールやラジコン・プラモなど一切問わず、何でも弊社にお任せ下さい!!
きっとご満足頂ける作品に仕上げてご覧に入れます!!