





エムエムモデル HOゲージ ブラス製キット製作
近畿鉄道が通勤電車の新しいスタンダードとして打ち出した「人に優しい、地球に優しい」「コストダウン」をかかげる【シリーズ21】。
2000年代に入った際に老朽化した同社の車輛をフルモデルチェンジすべくシリーズ21が導入され、構造や部品の規格を統一した車輛群は見ていて美しいだけでなく運用面でも扱いやすくなりました。
9020系はシリーズ21の中の1編成で、シリーズ21車輛の特徴であるシングルアームパンタグラフの配置をはじめとした構造が網羅されている車輛です。
それでは早速キットを製作していきましょう!
9020系のキットは幾つか出ている様ですが、今回はブラス製のキットを製作しました。
このキットは部品同士の合いは良好で、部品の組合せで特徴的な前面下部の段差が再現出来るのですが、図面に「どこにどの部品が付く」と記述されていない為、一つずつ睨めっこしながらどの部品なのか調べる必要があります。
幸いほとんどの部品位置は指定されているので、きちんと読み込めばどこに付けるか分からない部品が発生する事はありません。
シリーズ21は配管の留め具にも特徴があり、エムエムモデルから専用の配管留めが供給されています。これを使えば実車通りになりますが、この留め具には配管を通す穴が空いておらず、上から配管をハンダ付けして固定する形となります。
配管はキットに太さも指示が入っておりますので、間違えないように注意します。
このキットの特徴として、クーラーがホワイトメタル製でなくエッチングを組立てて形にする点があります。
スリットがくっきり抜けてシャープな仕上がりになりますが、それなりにパーツ数が多いため本体同様気を抜かずに組立てましょう。
拘りの塗装に入ります!
シリーズ21はカラーリングも統一されており、特徴的なアースブラウン色は説明書でカラー指示がありますが、より本物らしく仕上げるために実車にあわせて調色しました。
3色で構成されるボディは一見シンプルながらも塗装で再現するとなると平行をきちっととらなければならない為意外に難しいところです。
組立ての際に、ステンレス製のくつずりを取付けます。もちろん接着ですがここで曲がって付いてしまうと不格好ですので、最後まで気を抜かずに組立てていきましょう。
完成した車輛は、21世紀の新しいスタンダードを象徴する、美しい車輛に仕上がりました!