





アマミヤ HOゲージ ブラス製キット製作
今回ご紹介いたします作品は東急 ト3050です。
社線内専用として使用された10t積み無蓋貨車です。
多摩川から産出される砂利やバラストの運搬や工場間での部品・資材の搬送に使用されました。
それでは早速見て行きましょう!
床板の上下で組み立て方法に違いがあり、上側は主にホワイトメタル製パーツを接着組み立て下側は半田で組み立てが推奨されております。
組み立て後の強度を考慮にいれて、ホワイトメタルパーツも半田で組み立てる事がありますが今回はパーツの接着面が薄い事もあり接着固定いたしました。
パーツ数は多くないので、説明書や実車の写真を見ながら組み立てれば組み立ての難易度は高くないのかもしれません。
これから金属キットに挑戦してみたい方にも比較的優しい内容に思われます。
組み立てが終れば続いて塗装の工程です。
黒で塗装して付属のインレタを貼り最後に艶の調整をすれば完成!!…と簡単に事は進みません。
アオリの上にインレタを転写するわけですが、アオリ板には木目のモールドがありそのままインレタを擦り付けても木目の手前部分にだけ転写され奥にはインレタが転写されませんのでここはやり方を考える必要があります。
今回取った解決法はインレタを一度自作デカールの台紙に転写し、デカール化した物を貼り付ける事で
木目モールドで図案が切れることなく綺麗に表現出来る様にしました。
経年劣化なのかインレタの糊も弱くなっており平らなデカール台紙ですら転写するのが大変でしたので
そのままアオリ板に転写しようとしても失敗していた事かと思います。
貨車等の木目調モールドの上にインレタを転写する必要のある車両もありますので一度デカール化してから貼り付けるテクニックは覚えておいて損はないはずです。
そんな訳でデカールを貼った後に、全体をツヤ調整して車輪などの細かいパーツを取り付けて完成です。
如何でしょうか!
今はもうその姿を見れない車両ですが、こうして模型では楽しめます。
当時の雰囲気に思いを馳せるもよし、レイアウトの片隅に置いてアクセントにするもよし、色々な楽しみ方が出来るのが貨車です。
そういえばあのキットを完成品にしたいなぁって貴方からのご連絡をお待ちしております。