








タミヤ 1/32 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介いたします作品はスピットファイアMK8です。
イギリスを代表する傑作機スピットファイア。中でも第二次大戦前半の主力Mk.Vの発展型として開発されたのがMk.VIIIです。エンジンを新型のロールスロイス・マーリン60系に換装し、機体各部に将来を見すえた各種の改良が施されました。マーリン60系に合わせた大型ラジエターの採用やエアフィルターの標準装備をはじめ、翼内燃料タンクの増設、尾輪を固定式から収納式に変更、そしてエルロンの短縮やラダーおよびエレベーターの面積拡大も行われました。これら数多くの改良のため生産開始が遅れ、ヨーロッパにおける主力の座を短期開発されたMk.IXに譲ったものの、Mk.VIIIは1943年半ばから地中海や太平洋戦域に送られ、イギリス空軍はもとよりアメリカ陸軍航空隊やカナダ空軍、オーストラリア空軍などで貴重な戦力として活躍したのです。 タミヤの機体解説より
それでは早速見て行きましょう!
今回のオーダーはお客様にご用意頂いた様々なディテールアップパーツを使用して製作いたしました。
具体的な箇所は、コクピット内部のエッチングパーツ・レジン製タイヤ・レジン製排気管・エンジンやフレームのエッチングパーツ・挽き物の機銃です。また、所属部隊もキット付属のデカールでは対応しておりませんのでデカールを製作して貼りつけてあります。
飛行機模型製作の順に倣ってコクピット内部から製作しますが、エッチングパーツに置き変える箇所が多くどのパーツがどこに対応しているのか探したり塗装前に取り付ける方が良いか後が良いか考えながら進めると割と手間がかかる箇所でした。タミヤのキット用として製作されているディテールアップパーツですが、一部キットと形状が違ったり説明書でフォローされていなかったりと理解に苦しみました。海外製はこんなもんだよなぁと思います。
コクピットが組み立ったらいよいよ胴体に組み込んで接着です。
組み立ての精度は流石のタミヤさん。パチっと気持ちよく嵌り変な隙間や段差は殆ど出ませんでした。
このまま説明書通りにパーツを取り付けて行きます。
パーツ組み立てが終れば続いて塗装です。
下面色を塗装後、上面の基本色のグレーを塗装した所が下準備で塗装の本番は迷彩を入れる所です。
資料を参考に迷彩の境のボカシがボケ過ぎない様に、かといってマスキングして塗分けたようにキッチリとならない様スケール感を意識してフリーハンドで迷彩を入れていきました。
また、今回は1/32と大きいスケールなのでベタ塗りしてしまうと一気におもちゃっぽくなりますので
サイズ感を意識して各色を塗装する段階で濃淡を意識して塗装しました。
塗装の次はデカール貼りです。
他機と比べて表面にデコボコがあるのが本機の特徴でもありますが、デコボコはデカール貼り作業の鬼門でもあります。特に今回の機体の場合翼上面のラウンデルの一部が凸にかかります。
平面のデカールを凸に追従して綺麗に貼るにはちょっとした工夫が必要でした。
軟化剤をフル活用してデカールを馴染ませてあります。
機体に関してはデカールがどうしても綺麗すぎますので、明細各色と馴染ませる為に全体的に薄いグレーをかけてデカール部分の彩度を落として完成です。
そして今回はエンジン内部まで作られており、エンジンカウルを外すとエンジンを見せて飾る事も出来る仕様なのですが、エンジンフレームのエンッチングパーツを取り付けるとその分の厚みでエンジンカウルが取り付けられない事がわかり急遽もう1セットパーツをご用意いただき
エンジン単体でも飾れるように製作しました。
数時間の飛行任務の後に現地のメカニックによりエンジンのメンテナンスをする為に急ごしらえの台に外したエンジンを乗せているイメージです。資料から分かる範囲でパイピングを施してあります。
最後におまけのパイロットフィギュアを塗装して完成です。
如何でしょうか!
第二次大戦時のイギリスを代表する戦闘機の姿がここに再現されました。
戦闘機の模型と言うと弊社ではあまりディテールアップパーツを使用しての製作をご依頼いただく事は少ないのですが、出来る限りのパーツを使用して製作するとストレート製作とはまた違った雰囲気に仕上がります。
外見では機銃類のシャープさが違いますし、覗き込まないと見えないコクピット内部はその差が歴然です。
ストレート製作は勿論徹底的に改修しての製作も承っておりますので
お気に入りの一機をお部屋に飾ってみませんか?