





谷川製作所 HOゲージ ブラス製キット製作
名鉄3400系、通称「いもむし」は独特な流線型スタイル持つ車輌です。
今回は、3400系の中でも、前面の3枚窓が1枚づつ独立している、更新前の車体を製作しました。
重整備といわれた更新後の3400系は運転台前面窓が三枚の連続窓になっているのですが、初期ではご覧のような顔をしていました。
さらに特徴的な車体下部を覆うスカートも非常に珍しい様相を呈しています。
このスカートが塗装後の組立ての際には曲者でありまして、車体側面から床下へ巻き込んでいるので床板を入れる間口が狭くパーツが擦れてしまいます。
しかも、台車取り付け後の床板は斜めに傾けても台車が邪魔をして、なかなか上手い具合に入ってくれません。塗装後の作業になる部分なので塗膜を剥がさない様に丁寧に行います。
ちなみに、台車が過度に回転してスカートに当らないように、床板側にストッパがつきます。
これによって台車の回転可動範囲が抑えられています。
前面もキットのままだとなにか物足りないので、ジャンパ線を付けてみました。
これだけで雰囲気は随分と違って見えるようになりました。
名鉄の3400系は、キットとしても人気はあるようなのですが、某鉄道模型店の店長さんによると、このキットは製作に慣れている人でも難易度は高いらしく、塗装・組立て含めて最後まで仕上げることが出来ずに挫けてしまう方が多いのだとか・・・確かにこのキットならではの独特なテクニックが必要と思える一面はありましたね。
塗装の仕上げは、ウレタンクリアーによる光沢仕上げです。
ウレタンクリアーは研ぎ出しで光沢を出すだけではなく、塗装による塗り分けラインの段差を封入し、平滑な塗装面として仕上げる意味も有ります。
この車輌に限らず、手つかずのキットでも、手を出して中途半端にやめてしまったキットでも、弊社ならば、ご要望に応じた完成品に仕上げます。