





「ONE PIECE」より
バンダイ Non Scale プラスチックモデルキット製作
「ワンピース」の中で、主人公たちにとって欠かせない居場所。
それが、劇中に登場する彼らの船です。
この『サウザンド・サニー号』は劇中では2艘目になります。
1艘目の「ゴーイング・メリー号」の登場が長かったことと、それが沈没するシーンが切なくて印象強かったのですが、それを払拭するかの如く、見た目のカラフルさと意表をつくデザインが評されています。
そんなデザインも漫画やアニメでは良いのですが、立体、それもプラモデルで完成させようとすると、パーツも多いし塗り分けも多いし、パーティングラインや合わせ目が無数に存在するしで、良い作品に仕上げようとすれば、かなりの手間ひまを下地処理から完成塗装まで丁寧に作業を進めなければなりません。
何よりも大変に感じたのは、このキットでは左右嵌め合わせで形成する部品が多く、色分けされたパーツ毎の塗装が出来ません。
後はめ加工で対応できる部分も少なく多くの色分け箇所は、組み立てて、接着して、パテで継ぎ目を消して、塗装に入ったら全てマスキングしながらの塗分けという、なんとも根気のいる作業でした。
それでも苦労の甲斐があって、全体的にはかなりの見栄えになったのではないでしょうか。
スケールモデル以外のプラモデルでも、プロの手に掛かればお望みの『逸品』に仕上がります。