





アオシマ 1/24 Scale プラスチックモデルキット製作
弊社でカーモデル製作のご相談を頂く際、「憧れのスポーツカー・レーシングマシン」を挙げるお客様が沢山いらっしゃいますが、それと同じくらい「自身が乗っているor乗っていた車の再現」のお話が出てきます。
今回は後者にあたる作品をご紹介します。
アオシマ製のトヨタの名車80スープラです! シリーズ4代目で、「THE SPORTS OF TOYOTA」と名打たれた広告が記憶に残っている方もいらっしゃると思います。
車体自身の大きなシルエットの変更はありませんが、お客様がエアロパーツをカスタムで装着されていたので、その辺りを新規に作り起こしています。
一目で分かる部分はフロントバンパー周辺と、リアウイングです。
ウイングはプラ板を成形して製作しています。一見単純な加工に見えますがこうしたシンプルな形状ほど、シンメトリーが少しでも出てないと気になってしまいますので、箇所毎に細かく計って精度を出す必要があります。
改造加工を終えたら、下地を整えて塗装に入ります。
ボディは眩しい純白ですので、ムラなく綺麗にホワイトを吹いてからのウレタンコートで仕上げました。
また、お客様が実際に搭乗していたマシンですので、内装の塗り分けもお預かり資料に合わせて可能な限り再現しています。
説明書通りに塗らずに、色もしっかり調色して実物に合わせます。
エンジンも再現されているキットですので、この辺りも抜かりなくキチッと組み立てます。
ボンネットを乗せると全く見えなくなってしまいますが、中があるとないとでは気持ちの入り方が全く変わってきますね。
完成したスープラは、シルエットから色まで実車のスケールダウン版に仕上がりました!
車はお客様それぞれの思い入れが特に強く反映される模型です。それが実際に所有されていたとなれば尚更ですね。