





ハセガワ 1/48Scale プラスチックモデルキット製作
スウェーデンが独自に開発・生産した戦闘機、ドラケン。
アメリカやロシアと言った強力な軍事力を持つ国家とは比較にならない程の低予算下で開発が進められ、1960年代に正式にロールアウトされてから、2000年代前半まで世界の各地で運用され続けた優秀な機体として名を残しています。
全身が羽の様なデルタ翼と、尾翼の取り外しで全高5メートル未満となる取り回しの良さが特徴的で、あらゆる環境で運用出来る多目的戦闘機として運用されました。
今回はこの戦闘機を製作します!
航空機キットはコクピット→胴体→翼と作っていくのがセオリーで、この機体もその順番で製作します。先にコクピット周りの塗装・デカール貼りまでを終わらせてから、裏側を予め塗装した胴体パーツに組み込み、合わせ目を処理します。
モールドがとても繊細ですので、貼り合わせの際に消えてしまいやすく、もし消えてしまった場合は掘り直して必ず再生させましょう。
塗装はお客様のご要望で、緑とカーキの迷彩をぼかしで入れています。
ボディ形状がシンプルな分、デカールが目立ちやすい構成になっています。
特に巨大な数字は綺麗に貼り込むのが難しく、また貼ったままですと仕上げ方によってはそこだけ綺麗に見え過ぎてしまって雰囲気が合わなくなってしまう事がありますので、上から軽くグラデーション塗装を施してあげると雰囲気が馴染みます。
ピトー管は金属パーツに置き換えました。
完成したドラケンは、名機にふさわしい貫禄を有した美しい完成品に仕上がりました!