





ハセガワ 1/72 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介いたします作品は キ15 九七式司令部偵察機です。
世界初の戦略偵察機として支那事変から太平洋戦争初期にかけ活躍しました。
1937年にロンドンへ飛んだ神風号は本機の試作2号機でもあります。
それでは早速解説を!
本キットも他の航空機モデルと同様に操縦席内部から組み立てから着手します。
資料等を参考に塗装が完了しましたら胴体に挟み込み、翼を取り付けたら接着剤の乾燥を待ち
下地処理にうつります。
続いて塗装の工程です。
先ずは明灰白色を塗装し、赤褐色と暗緑色で迷彩を入れていきます。
説明書の塗分け指示を参考に慎重に迷彩を入れていきましょう。
最後に部隊章や国籍マークのデカールを貼って完成です。
如何でしょうか!
操縦者の視界や自衛武装を犠牲にしてまで空気抵抗を減らし、その最高速度に拘った
デザインは他の陸軍機と異なりスマートなデザインが印象的な機体と仕上がりました。
軍部での使用はもちろんの事、一部は大手新聞社にも転用され高速通信機として利用されたそうです。
偵察任務が主なので、決して花形ではありませんが敵陣深くからその高速性能で敵機を振り切り情報を持ち帰る、いわば隠密のような機体ですね。