





タミヤ 1/6 Scale プラスチックモデルキット製作
カッコいいバイクは数あれど、親しみやすさから愛されたバイクといえば、このゴリラとモンキーが印象的です。
1978年にレジャーバイクとして有名なモンキーの派生として誕生し、燃料タンクの拡張や運転性の向上等の実用的な改良が施されたのが特徴です。ポップな広告が記憶に残っている方も大勢いらっしゃると思います。
1990年の生産終了後も再生産を望む愛好家が沢山おり、98年に再び史上に出回るというこの手のバイクとしては異例のロングヒットを叩き出した車種でもあります。
今回はゴリラを1/6スケールで現代に復活させました。 早速作っていきましょう!
キットは比較的古い物ですが、タミヤ製ですので精度は決して悪くはありません。
ディテールの再現度やエッジ等は最新キットと比べるとぬるい印象を受けますが、ゴリラのキャラクター性を考えるとむしろちょうどいい雰囲気になるように思います。
パイピングを追加してあげると、密度のメリハリがつくのでとても見映えする仕上がりになります。
塗装の一番のキモは、タンクまわりの赤とも朱色ともいいがたいこの独特の色合いです。
実車の写真を参考にいい色合いになるまで調色を繰り返します。
出来次第塗装し、デカール貼り付け後にウレタンコート! 光沢と相まって良い色に仕上がりました。
エンジンまわりは質感の異なるシルバーを使い分けよりリアルな雰囲気が出る様表現しました。
完成したゴリラは色形共に多くの方に愛された姿に仕上がりました!
可愛さの中にたくましさがある、独特のフォルムが良く表れたと思います。