フジミ 1/24 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はHONDAインテグラtypeRです。
2001年にフルモデルチェンジされた後期型のインテRです。
今回もお客様が過去に所有されていた愛車を模型として残したいとの要望で製作致しました。
それでは早速製作に関して見て行きましょう!
本キットは通常販売されていたキットにレカロのシートやウイング等を追加したスペシャルエディションのキットの様で、金型自体は2004年位の時期の物との注意書きがされておりました。
わざわざ古い金型でと言う文言が載っている辺りちょいと雲行きが怪しいですね…
パーツチェックしてみると、予感は的中しました。
現行のキットと比べると若干バリが目立ちますが、歪みなどは無く全然問題無く製作出来る物です。
古い金型をメンテして定期的に再販してくれているメーカーさんの熱意に感謝です。
組み立ては先ずはボディの処理からパーティングラインを綺麗に磨きながら、バリの処理もしていけば効率よく作業が進みます。
一通り処理が終ったらサーフェイサーでキズや処理の残りが無いかチェックです。
この段階で埋まっていない傷は最終的な仕上がりに影響しますので、傷が残っている場合は徹底的に綺麗に磨きましょう。
ウイングはウレタンコーティング後に接着しますので、取付位置により強度を出して組めるように金属線受けの穴を開けておきました。
処理が終ったら次は塗装の工程です。
実写資料を参考にメインカラーの白を塗装します。
ボンネットの前部のグリルは一体成型されておりますので、少々難しい箇所ではありますがマスキングして黒を塗分けます。
裏から黒いパーツを取り付ける構造なら簡単で綺麗に仕上がるのですがね…
黒部をくり抜いて自分で改造するのも手ですね。
塗装が終ったらウレタンコートをして硬化待ちです。
その間にシャシー及び室内を組立塗装していきましょう。
幸いなことにシートの塗分け等は写真を探すと一杯出てきますので、資料探しには苦労しませんでした。
ウレタンが硬化したのを確認したらパネルモールドやデカール周辺のウレタンの盛り上がりをペーパーで均して再度仕上げのウレタンコートをします。
2度目のウレタンが硬化したら最終組み立てに移ります。
ウイングは下処理の段階で位置決めしてありますので、取付もストレス無く取付できます。
最後にお客様指定のナンバープレートを取り付けて完成です。
如何でしょうか!
お客様のかつての愛車が再現されました。
カーモデルの製作をご依頼頂くお客様の大半はその車両に対し何らかの思い出をお持ちの方です。
今回の様にかつて所有していた車両だったり、子供の頃のファミリーカーだったり免許返納したお父様への愛車の模型のプレゼントだったり…
製作代行を依頼するメリットの一つに細かい部分まで拘ってオーダー出来る所があります。
当時のナンバープレートを付けて欲しい!から始まり量産品ミニカーの色味ではイメージが違うのでご自身のイメージに近い色味で仕上げたものが欲しい
改造して乗られていた方はホイールを交換したい!や社外品のウイングも再現して欲しい!等様々な拘りに対応出来るのは量産品を購入する場合では出来ない事です。
貴方の拘りを形にするお手伝いをさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。