タミヤ 1/12 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はタミヤ 1/12 マクラーレンMP4/6 ホンダです。
91年のF1世界選手権でアイルトンセナが駆ったマシンとしても有名な1台です。
今回は現段階で手に入るディテールアップパーツを惜しみなく使いより実車の再現に拘った作品をとのオーダーで製作した作品です。
総額10万円程のディテールアップパーツを使用しております。
本キットを組み立てた方ならどこが変わったか分かるのではないでしょうか。
基本的には説明書に準じて製作を進めて行きますがディテールアップする事を前提としていますので、各パートで仮組し調整しながらディテールアップパーツを付けたり外したりして製作していきました。
アイルトンセナの人気もあり関連書籍はかなりの数が出ていますのでそういった写真資料も参考にしながら製作していきます。
内部パーツの多くが金属製パーツに置き換わりました。
続いて外装の塗装は先ず白を塗装しその後特徴的な蛍光レッドを塗装します。
実車資料を参考にココ!という位置でマスキングして塗装します。
塗装が終ればデカール貼り作業です。
20年以上前のキットの為、劣化によりデカールが使えない状態でしたがサードパーティー製のデカールがありましたのでそちらで対応しました。
デカール貼り後は弊社の代名詞でもあるウレタンコーティングです。
1回目にデカールの段差を意識して少し厚めにウレタンを乗せウレタン硬化後にデカールや塗装の段差を磨いて平滑にし、最後に仕上げのウレタンを軽く一層乗せて外装は完成です。
そしていよいよ最終組立の工程です。
説明書通りに組み立てていけば問題無く組みたつでしょう。
最後にタイヤにも拘りを再現します。
セット番号や前後左右・回転方向等がマジックで書かれている事がありますが
それも筆で描き込んで再現し、これからいざ本戦!という雰囲気が表現出来たのではないでしょうか。
外装を被せてしまうと折角の内部構造が見れませんので、カウルを外した状態で展示出来る様に
カウル専用のスタンドもサービスで製作いたしました。
写真に収めていないのが残念ですが、それはオーナー様だけの特権と言う事にしておいて下さい。
如何でしょうか!
そのままストレートで製作してもかなりの精密な出来になりますが細かい箇所まで手を入れて製作するとあたかも実車がそこにあるかの様…
テレビで見たあのコーナリングの光景やあのエンジン音試合前後のドライバーのインタビュー風景、実況アナウンサーの興奮した声人によってはTruthのあのメロディまで再生されるかもしれませんね。
弊社ではストレート製作は勿論、拘りのディテールアップを施した1台までお好みや要望に応じて製作いたします。
懐かしいあの日を思い出すお手伝いをさせていただきます。