MPM 1/72 Scale プラスチックモデル製作
今回ご紹介致します作品はキ21 九七式重爆撃機です。
前回イ式重爆の紹介の時にも少し触れた覚えがありますが本機の生産配備が追いつき大連に届けられるとイ式重爆はお役御免となった経緯があります。
本機はその最大速度が特徴で、同時期の九六式陸上攻撃機を上回る高性能な機体でしたが航続距離の不足やハ5エンジンの信頼性不足が問題で、エンジンの強化を中心としたキ21 2型が後に開発されています。
今回製作するのは改修前の1型の方です。
それでは早速見て行きましょう!
先ずはセオリー通りにコクピット内部から組み立てて塗装し胴体に挟み込んで接着し’士’の字にします。
胴体・翼と合わせ目を消して処理が終れば、続いて塗装の段階です。
簡易キットっぽい雰囲気ですが精度はそれほど悪くも無く
エンジン等にはレジン製パーツを採用ししっかりした仕上がりになります。
今回は機体上下ともに明灰白色で塗装し、翼前面の識別隊を塗分けて基本塗装は完了です。
デカールを貼って、プロペラや主脚を取り付ければ完成です。
本機はガラス部の塗分けが多いのでマスキングが非常に手間ですが手間を惜しんでは良い物は作れませんので頑張って作業しましょう。
爆撃機は得てしてキャノピーのマスクが大変なのすが数をこなせば大変だという感覚もマヒしてきますのでその境地に至るまで辛抱です。
如何でしょうか!
日中戦争中期から太平洋戦争中期にかけ陸軍の主力として活躍した本機の雄姿が再現されました。
ミリタリー成分は年中不足しておりますので、貴方のご依頼をお待ちしております。
思い入れの1機をお部屋に飾るも良し、大切な方へのプレゼントにするも良し
活用法は貴方次第です!!