バンダイ 1/100 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はMG 武者ガンダムMK-2 徳川家康Verです。
武者ガンダムは82年から86年までコミックボンボンにて連載されたプラモデル漫画「プラモ狂四郎」に登場するプラモデルで、その後BB戦士のシリーズでリファインされストーリ展開され人気を博しました。
今回の武者Mk-2はゲーム’ガンダム無双’に登場する機体で、デザイナーのカトキハジメ氏デザインをMGシリーズで立体化した物を元に徳川家康が初陣で使用したと言われる‘金陀美具足’を再現した商品です。
それでは早速製作の説明を!
他のキットの貢でも書きましたが、昨今のMGのシリーズは内部フレーム+外装という構成でパーツ数もかなり多く、一旦卓上に広げてしまうと収集が付かなくなることも有るとか無いとか…
なので先ずは内部フレームから製作していきます。
ランナーから切り離してゲート跡を綺麗に整形し、組める箇所を先に組んでおきます。
下処理が終ったら塗装です。今回は珍しいミディアムブルーのフレーム色を調色し塗装していきます。
フレームの塗装が済んだら工程の1/3程が消化出来ます。
続いて外装の処理です。
手間を省く為、同じランナーのパーツを一気に切り離して整形していきます。
塗装色毎にパーツを分けて保管していくと、塗装の際に持ち手をつけるのに便利です。
パーツ毎に黒、金色、赤と塗装していきます。
外装の塗装が終ったら次は待望の組み立てです。
説明書の順番を追いかけて組み立てて行きます。
途中の金メッキのパーツを取り付ける箇所でやっとメッキパーツを切り離しました。
組立途中で気づいていたのですが、金メッキパーツの一部でそのまま組み立てるとゲート跡やパーティングラインが露出する残念な箇所がありましたので、その箇所は綺麗に処理してから泣く泣くハセガワのゴールドミラーフィニッシュを貼り込んで誤魔化しました。
完全に元のメッキ色と同じには出来ませんが、ほぼ分からないレベルにはなったかと思います。
最後にお客様ご希望の選択式の和柄シールを太腿と二の腕に貼って完成です。
如何でしょうか!
全身金色のド派手な武者ガンダムが完成しました。
今回の商品は通常販売の武者Mk-2に家康Ver用の新規パーツを追加した仕様です。
兜は前後貼り合わせなので合わせ目を消す必要がありますが、細かなモールドがあるのでそれを避けて処理する必要があったり綺麗に仕上げるために後ハメ加工をしたり等、中々作業の難易度が高いです。
それとメッキパーツのゲート跡の露出箇所処理の問題もありますのでキチンと仕上げようと思うと結構骨の折れるキットです。
押入れの奥でこのキットを眠らせている方がいらっしゃいましたら是非弊社にご依頼頂けませんか?
カッコよく仕上げてお届けいたします。