スペシャルホビー 1/72 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はピアッジョ P108Bです。
ピアッジョ?ちょっと聞いた事無いなぁって方もいらっしゃるかもしれませんが
このピアッジョ社、なんと戦後の民需転換であの有名なスクーターのヴェスパを製造したメーカーなんです。
船舶用パーツメーカーとしてスタートしたピアッジョ社はその後鉄道車両や航空機用エンジンまで手掛け,戦時中には航空機まで作っていました。
そんなP108は設計者のジョバンニカシラギ氏がアメリカで設計を学んでいたこともあり、外観はどことなくアメリカの爆撃機に似ています。
1350馬力のエンジンを4機搭載し3トンもの爆弾を搭載出来たそうですが、開発の遅れや乗員の訓練に時間が掛かり実践投入は42年6月とイタリア降伏の1年と少し前になってしまい数回の爆撃任務と哨戒任務をこなしただけでした。
それではキットの内容を!
と、言いましても基本的には他メーカーのキットと同じ様な内容ですので
コクピット内から組み立てて胴体・翼と貼り合わせれば形になります。
塗装は単色なのでベタ塗りでおもちゃっぽくならない様に濃淡を出して塗装しました。
パネル毎に1枚1枚塗装するイメージです。
最後にデカールを貼ってアンテナ線を張って完成です。
如何でしょうか!
エンジン開発技術の事情で3発機が多いイメージのイタリア機ですが
迫力の4発エンジンの機体がここに再現されました。
海外のキットメーカーはマイナーな機体のキットを販売していたりしますが
その手のメーカーのキットは得てして癖が強いもので、タミヤ・ハセガワのキットよりも
製作は手間がかかります。
買ったはいい物の完成させる自信が無いなぁとか様々なお悩みをお持ちの貴方!
是非弊社にご相談ください!