機動戦士ガンダム 第08MS小隊 より
バンダイ MG グフカスタム & B-Club レジン製改造パーツ使用
今回ご紹介しますのはグフフライトタイプです。
未だにマスターグレートでのキット化がされていない本機ですが、20年以上前にB-Clubからレジン製の改造キットが発売されておりました。
今では入手も難しいプレミアもののキットですね。
そんな改造キットを使用したグフフライトタイプをご紹介します。
改造キットが20年以上前のものなので、もちろんベースとなるMGグフカスタムもかなり昔のキットですね。
内部フレームに外装を付けていく構造上、改造キットとは相性が良かったのだと思います。
今作でも外装パーツは殆どベースキットの物は使わずレジン製になっています。
それでは製作についてです。
前述の通り内部フレームはグフカスタム、外装は改造キットとなっていますので主に大変なのはレジン製である外装パーツになります。
メーカー品とはいえ今ほどレジンの複製技術がなかった頃ですので、成形不良や気泡が目立ちます。
表面処理にはかなり時間を使いました。
またフレーム部分も本来取り付ける外装パーツはプラ製なのに対し、レジン製となる為重さが全然違ってきます。接着方法や関節強度など、後々緩くならない様に調整しています。
塗装はお客様にサンプルをお借りしてその色に合わせて塗装しています。
薄くグラデーションをご希望でしたので、溝になる部分やエッジに薄くクリアブラックを吹いています。
どちらも古いキットで製作するにあたって大変な部分は多々ありましたが、しっかり完成させれば古さを感じさせない雰囲気とカッコよさがありますね。