大阪亀屋 HOゲージ ブラスキット製作
今回ご紹介致します作品は亀屋さんの青い森鉄道701系です。
青い森鉄道線は目時駅から青森駅までを繋ぐ鉄道路線です。
2010年に在籍中の1本がイメージキャラのモーリーをあしらったデザインに変更されました。
早速組み立てから!!
キットの構成はコの字形のボディに前後のパーツを取り付けるよくある構成なので
前後をよく確認してハンダ付けすれば問題無いでしょう。
それぞれのモーター車にはパンタグラフが付き、屋根上機器を取り付ける必要がありますので
各パーツをハンダ付けしながら配管も繋いでいきます。
説明書でフォローされていないパーツもありますが、実車資料を見ながら確実に組みましょう。
続いて塗装の工程です。
先ずは室内の塗分けをし、内側をマスキングしたら外側の塗装をします。
今回はシルバーから先に塗装しました。
シルバーの上にマスキングすると粒子が取れる事がありますので、続いてクリアーで保護しておきます。
続いて水色部分の塗装です。
車体側面窓の下側のマスキングは左程難しい物ではありませんが、今作の一番難しい箇所は
運転席ドア横の木の形の塗分けです。
実車の真横からの資料を紙に印刷した物を切り抜き型紙を製作して対応しました。
真っすぐに切ったマスキングテープや丸く打ち抜いた物を上手く組み合わせてマスキングしました。
基本の塗装が終ったら次は付属のモーリーのデカールの貼付けです。
各ドア左右のデカールは資料を参考にすれば問題ありませんが、運転席脇の大きめのモーリーはガラスに被って貼る様になりますので位置決めが非常に難しいです。
幸い大きいモーリーのデカールは予備分を含め多めにセットされていますので
先ずは、外側のモーリーを貼って窓の部分は切り取り、新たに別のモーリーのデカールを一部切り取った物を窓に貼ってから位置決めの微調整をしました。
窓の位置決め+デカールの図案の調整を同時にやるので中々の難易度でした。
デカール貼りが終ったらクリアーで保護しておきます。
続いて細かいパーツを取り付けて完成です。
如何でしょうか!
青森県民の足を支える車両が完成しました。
ラッピング車両は塗装での再現が非常に難しい事が多いですが
本作はラッピング車両の中ではまだ簡単な方でした。
沿線にお住まいで毎日目にする方も多い車両ですので、この車両を手にしてみたい方もいらっしゃるかと思います。
キットを買ったはいい物のどうしよう…とお悩みの貴方!
貴方に代わって製作致しますのでお気軽にご相談ください。