メディコム・トイ「フューチャーカー(BACK TO THE FUTURE 2より)」トランスキット改造版
SF映画の金字塔「ブレードランナー」に登場する空飛ぶパトカーです。
今回のご依頼内容は、メディコム・トイから発売されていた「フューチャーカー(バックトゥザフューチャー2に登場)」のABS製完成品を改造してリアルで格好良い『ポリススピナー』にして欲しいというものです。
完成品のフューチャーカーに個人ディーラーのBrokenHeros製トランスキットを組み込みます。
先ずはバラせるだけバラします。ネジ止めパーツがほとんどで一部ハメ込みもありました。
作業はダッシュボードやドアの内張りの加工がメインです。
その後トランスキットのレジンパーツを合わせるとほぼ隙間なく組み付けられました。
改造パーツはレジン製で元の完成品はABS製です。塗り分けもありますので、別々に塗装して最後に組み立てする手順となります。
劇中では暗い画面が多いので正しい色の判別がつきにくいです。飛んでいてるポリススピナーの引きの場面で明るめなブルーに見えましたが、地上にいる時は黒に近い暗い色をしていたので中間のミディアムブルーの青味を強くした様な色と決定しました。
ボディの塗装ですが、先ずガイアノーツのホワイトで下地塗装をしてからブルーを全体に吹き付けます。
内装は映画を良く見ながら塗装しています。モニター画面もデカールとステッカーが用意されているのでこれは親切ですね。
さらにボディの仕上げはウレタンではなくラッカーの半光沢としました。
後はテールランプ、屋根にはパトランプを取付け、裏側にはカラフルライトを取り付けて完成となります。これで全くの別物になりましたね。
このトランスキットは本当に秀逸ですべてのパーツを組み込んでも干渉して組み付けられなくなる事がありませんでした。