アキシャル 1/18Scale ポリカーボネート製 運転席及びドライバーのみ塗装
今回ご紹介いたします作品はRCカーのドライバーの塗装です。
各ジャンルのご相談で組み立てはご自身で塗装のみ弊社に依頼というケースも御座います。
ラジコンカーの場合ボディの塗装だけご依頼頂くケースは稀にありますが
今回はドライバー周りのみという珍しいご依頼を頂きましたのでご紹介致します。
こういったご依頼のメリットは細部までご自身のイメージに合わせて指定できる所です。
今回も事前に各部の色を綿密に打ち合わせてからの作業です。
ポリカ製のパーツなので先ずは下塗りを兼ねてポリカ専用塗料の白を下地として塗布する所から始めます。ポリカ専用塗料は通常の塗料より若干希釈がゆるいので、乾燥させながら何回かに分けて色を乗せていきます。
横着すると塗料が垂れて失敗しますのでじっくり取り組みましょう。
白はツナギの色として残し、その他の色をマスキングして塗装していきます。
ヘルメットは注型品なのでエッジがハッキリしていますが、首から下はバキューム成型のパーツなのか
塗分けラインが曖昧なのでラインの見定めに若干苦労します。
色のはみ出しもですが塗が足りないのも完成度を大きく左右しますので、じっくりとマスキングしていきました。
凸凹した箇所をフリーでマスキングするので曲面追従マスキングテープが大活躍です。
それでも窪んだ箇所は馴染んでくれないので適宜紙のマスキングテープを併用してマスキングしていきます。
各所の塗装が完了したら先に剥がして保管しておいたシールを貼り付けます。
一度剥がした事で粘着力が弱っていますので、薄手の両面テープで糊を補強して各所に貼っていきます。
いかがでしょうか!
通常では大体の場合塗分けは無く簡易的にシールで色数を増やしてあることが多いドライバーですが
細部を塗装することで拘りの一品に生まれ変わりました。
細部に拘りたいけど、自分じゃ出来ない方。
その拘りの再現のお手伝いをいたしますので
お気軽にお問い合わせ下さい。