ホビダス HOゲージ プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はホビダスさんの阪急8000系先頭車2両セットです。
本キットはディスプレイモデルですが、別売の動力ユニットを仕込めば走行も可能です。
この手のキット製作のご依頼は徹底的に改造してプラながらブラスキットさながらの完成度で!という方も多いのですが、今回は全くのストレートでの製作です。
普段は改造して製作することが多いのでストレート製作でのご依頼は逆に新鮮な気持ちで取り組めました。
箱の脇の完成見本を作るとこんな気持ちなんでしょうね。
早速内容の解説へ移りましょう。
基本的には説明書通り組み立てて行けば問題ありませんが、塗装の便を考えて先に接着・後で接着を考えて進めると良いのではないでしょうか。
塗装は先ず特徴的な阪急マルーンを塗装し、屋根との境にアイボリーを塗分けます。
別で塗装しておいた屋根パーツを取り付ければ基本塗装は完了です。
同時に床下周りもそれぞれ別で塗装したものを組み付けて完了です。
次いで細部の塗装に移るのですが、各扉のクツズリや飾りにシルバーを入れていかないといけません。
キットではシルバーのインレタが付属しておりますが、凸状の部分にインレタを綺麗に貼るのは至難の業なのでマスキングして塗装で対応しました。
有難い事に車体側面のエッチゴムは別パーツ化されておりますので塗装がやり易いのですが、何故か前面は一体なので前面パーツは細かくマスキングして塗分けねばなりませんでした。
細部の塗装が完了したら社紋等のインレタを貼り付けてクリアーコートして塗装は完了です。
窓パーツ等を組み付けて完成です。
如何でしょうか!
ブラスに比べて価格も抑えめのプラキットは鉄道模型製作における塗装の部分の練習にも最適です。
カッコよく仕上げてお貴方のお部屋に一層の色どりを加えてみるのはいかがでしょうか。