MPM 1/72 Scale プラスチックモデル製作
今回ご紹介致します作品はチェコのメーカーMPM製 三菱キ83です。
箱のデザインこそ古臭いメーカーですが、国産メーカではなかなかキット化されない珍しい機体をキット化してくれている航空機模型ファンには有難いメーカーです。
キットの造りがスペシャルホビーのキットと似てるなと思いましたが実はMPMの展開するブランドの一つがスペシャルホビーだそうです。
どうりで…組にk…
キ83とは日本で開発された航空史上最高速度を叩き出した機体ですが試作機4機が製造されただけで実践投入前に終戦を迎えてしまいました。
早速見て行きましょう!
組み立てはセオリー通りにコクピット内部から塗装して胴体に挟み込みで進めていきます。
尾翼の内側に湯口があり胴体の組み立て精度はあまり高くありませんので事前によく擦り合わせておくとその後の処理の手間もいくらか軽減されます。
それでも隙間が空いたり段差が出たりとしますので胴体の貼り合わせの際は、処理のし易い箇所にその段差や隙間が来るように調整して接着するようにしました。
接着が終ったら下地処理ですが、左右貼り合わせ箇所を跨ぐモールドのラインが繋がらないなど想定内のトラブルが起こりますのでズレたモールドを一旦埋めて新たに掘り直すなど地味な一手間を加えてやると仕上がりにも影響しますので手を抜かないようにしました。
続いて塗装です。
おもちゃっぽくならない様に気を付けながらも試作機であることを念頭において控えめに塗装しました。
最後にデカールを貼りアンテナ線を張って完成です。
如何でしょうか!
キ83の姿がここに復活しました。
前線で運用されたボロボロの機体からロールアウト直後の綺麗な姿まで貴方のイメージする一機をお好みに応じて製作致します。