「ナイトライダー 第4シーズン」より
アオシマ 1/24 Scale プラスチックモデル製作
漆黒のボディから、きらりと輝く赤い光・・・といえば、このマシンが連想される方は大勢いらっしゃると思います。
80年代に世界中で人気を博したSFドラマ【ナイトライダー】シリーズより、第4シーズンに登場したC(コンバーチブル)モードを再現しました!
ドラマ自体の知名度もあってか、弊社でも大変ご依頼の多いカーモデルの一つです。
コンバーチブルにするので、ルーフを取り払って後部カウルを作り起こせばOK! ・・・と、書くのは簡単ですが、実際に加工するとなると、かなりの大仕事です。
まずは不要なルーフとピラーを切りとばして、余分な部品を削ります。次にシートとシャーシのパーツと組み合わせてみて、新造するカウルの寸法を出します。(この時にシート後部をカウルに合わせて埋めましょう。)
寸法が出たら、プラ板で大まかな形状を切り出して、積層で厚みを調整しながら整形していきます。形自体は複雑ではありませんが、ごまかしがきかない部分ですので、角度や位置がしっかり左右対称になるように調整しましょう。
改造及び下地処理が終わったら、いよいよ塗装です!
深い光沢を放つ黒のボディを再現するには、弊社お得意のウレタンクリアーがうってつけ! 研ぎ出しは経験とセンスが必要ですが、黒は特にスキルを要求されます。僅かな傷も逃さず、徹底的に磨き込みます。
Cモードですので、シート周辺が隅々まで見渡せます。もちろん内装の塗装も一切妥協せず、コンソールの細かな塗り分けまでしっかり塗りわけます。
組み立てて、キット付属のLEDユニットを点灯させると・・・Cモードが現代に復活!
発光ギミックも相まって、実車さながらの臨場感を持つナイト2000に仕上がりました。