千葉県 M・K様ご依頼品
アトリエ彩 1/60scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品は今は亡きアトリエ彩さんのビックバイパーです。
ビックバイパーはコナミのシューティングゲーム グラディウスに登場する戦闘機です。
弊社ギャラリーを御覧頂いている諸兄の中にも、実際にプレーした事のある方もいらっしゃるでしょう。
今回のキットはグラディウスに登場した物では無く、スカイガールズというアニメ作品に登場した物の立体物です。作中のCGをアトリエ彩が担当していた事もあり模型化されたそうです。
本キットが契機となり後にゲームに登場したビックバイパーがキット化されたようです。
それでは早速組立て行きましょう!!
機体のそれぞれのブロック毎に組立処理をしてから全体の仮組をします。
先ずはパーツの勘合の確認です。
ダボが硬くて奥まで嵌りませんので、このまま無理に押し込むとパーツが破損する危険性があります
思い切ってダボは切り取りとって組み立てていきました。
接着面で擦り合わせをしてからパーツを貼り合わせますがどうしても隙間が空きますのでパテでの修正も必須です。
ブロック毎の処理が終ったら全体を仮組しますが、各ブロックの収まりも干渉する箇所が多いのでしっかりと調整しておくと塗装後の組立時に破損するリスクを減らせます。
少々手のかかるキットではありますが、決して組み立てられない様な無茶な内容ではありません。
模型製作のごく基本的なテクニックを駆使すれば十分組立られる作業ばかりなので挑戦してみては如何でしょうか。
決してキットへの文句ではありませんので誤解の無きようお願いいたします。
続いて塗装の工程です。
先ずは基本の白を塗装してから、パネルのモールドで各青と赤を塗分けて大まかな塗装は完了です。
パネルラインに薄っすらとグレーで墨入れしてビックバイパーの完成です。
付属のオプションやソニックダイバーも説明書の塗装指示を参考に塗装してあります。
キットに台座は付属していませんので、オリジナルで台座を製作しました。
角度をある程度自由に変更して飾れるようにアルミ線で台座に固定してあります。
如何でしょうか!
ビックバイパーの雄姿がここに再現されました。
今となっては入手の難しいキットですが、押し入れに眠らせたままの方は
是非弊社にご相談ください!