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【ポリストーン製フィギュア破損修理】ジョーズ

今回はもはや本コーナーでおなじみとなりました、ポリストーン製フィギュアの修理です。おなじみと言っても破損の状態や修理方法等は毎回異なりますので、絶対同じ修理方法とはなりません。増して大きさまで変わってくると一筋縄ではいかず…!?

ということで、今回はこちら。全長70センチの大きなサメ、ジョーズ! 作品とキャラクターについては説明するまでもない超有名なサメですね。
こちらの画像をご覧頂ければ分かると思いますが、あちこちが割れてしまっています。

どのフィギュアも共通して、尖っている所や薄く造形された所が壊れ易くなっています。今回は右胸びれが付け根からばっきりと折れてしまいました。

背びれも先端部がご覧の状態に。恐ろしいジョーズもあちこち壊れてしまっていてかわいそうです…。

今回は輸送中に破損してしまったそうで、箱の中で部品が暴れた痕跡が全体の至る所に残されていました。

このジョーズ、折れた部分が大きいためそこを補強して繋ぎ直す加工も大変なのですが、今回最も悩んだのはジョーズの表面の塗装状況です。
画像をご覧頂けると伝わると思いますが、皮膚の雰囲気を再現するため全体が石の様にも見える塗装仕上げになっているのです。通常このくらいのキズや剥げは比較的容易に修理可能なのですが、このままボディのグレーだけを吹くと、このぶつぶつが消えてしまって明らかにそこだけ直したとバレてしまいます。
どうこの調子を表面に付けていくか、悩みながらの勝負となりました…。

そして復活した姿がこちらとなります!

かわいそうな事になっていたジョーズが、新品同様の姿に復活です!
※フィギュアが大きいため弊社の撮影ブースに入らず、卓上で撮影した画像の掲載となります。ご了承下さい。

部分的に折れてしまった尾びれはこの通り、自然に繋がりました。

最も損傷が激しかった胸びれも、最初の状態が思い出せなくなる程自然に修理致しました。
大きさが大きさなので、ひれだけでも結構な重量となります。この箇所には金属線を複数本通して、元の強度以上になる様にしっかりと固めました。

もちろん全身の至る所にあったキズや色剥げも全て修理済みです。
先にボディのグレーを吹いてから、濃度を濃くした塗料をエアブラシに入れてわざと粒状になった塗料が飛び散る様に調節して散らしました。もうどこにキズがあったかなんて分かりませんね。

今度こそ破損しない様厳重に梱包し、お客様の手元へ戻りました。
重さにして5キロ以上の大変ビッグなフィギュアでしたが、同じ所が破損しない様強度を計算しながらの修理となりました。NAGAEアートプロダクションは小さなものから大きなものまで、様々な立体物を修理出来ます! コレは無理かな…と躊躇してしまっている模型も、もしかしたら元通りに直るかもしれません。是非一度お問い合わせ下さい!

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