東京都 K・A様 ご依頼品
AIRFIX 1/72 Scale プラスチックキット
今回ご紹介致しますキットはハインケル社の高速爆撃機He111です。
開発当初のA型は重量過多で期待外れの烙印を押されてしまいますが後にダイムラーベンツのDB600Aエンジンに換装したB型が開発され爆撃機の高速化を実現し実戦配備されます。
今回のH6型はエンジンをユモ211Dに換装した、雷撃機仕様です。
余談ではありますが、以前ご紹介したBr20
最初に陸軍が輸入を希望していたのがこのHe111だそうです。
ドイツ側の反対により実現しませんでしたが、もし輸入されていればこの機体が陸軍機カラーに塗られて中国戦線に投入されていた事でしょう。
では早速見ていきましょう!
キットはごく新しいエアフィックスの製品でパーツの精度等は問題無く組立説明書の通りに組むだけで形になります。
機銃にはかなり細かくディテールが入っていますので作り直す必要がありませんでした。
今回は破損の可能性のあるピトー管を金属パイプで作り直したのとプロペラが勢いよく回る様に手を入れた程度です。
塗装はドイツ機特有のスプリッター迷彩です。
塗装指示書をよく見てマスキングすれば問題無く仕上がります。単調になりがちな塗装なので、部分部分で濃さを変え単調に見えない様に塗装しました。
塗装が終わればデカールを貼って完成です。
いかがでしょうか!対戦初期に活躍した高速爆撃機の雄姿がここに再現されました。