今回は弊社でもご相談が多い1/43ミニカーのリペイント依頼を頂きました!
物はこちらになります。
マセラティグランカブリオです。
現状でも綺麗なカーモデルですが、今回は以下のご要望がございました。
・ボディカラーを白にリペイント
・各部にエアロパーツを追加
・サンルーフを展開した状態を再現
・ホイールを資料に合わせて新規製作
・その他、資料でカーボンが使われている箇所にカーボンデカールを貼り込む
・・・とても濃い内容ですね! それでも部分改造オールオッケーなのが模型総合病院の強みです。
模型総合病院での大手術の結果がこちらです!
一目では同じ車と分からないほどの様変わりです!
エアロパーツはお客様からご用意頂いた資料に合わせてプラ材で作成し、後から取付けました。
中でも難しいのがホイールで、完成品に取付けられていたホイールのスポークを切り飛ばしてから作り直して、レジンキャストで複製して数を揃えています。
画像では分かり辛くなってしまっていますが、エアロパーツやドアノブには細かなカーボン表現が入っています!
今回最大の見所はこちら、サンルーフ! 実車通りになるように、真横からの写真を1/43サイズにリサイズし、落とし込めるように計算して図面を起こしました。
極薄のプラ板で形を出してから、パテでフレームが入っている凹凸表現を加えて行きます。
ここで最も大事なのが、「実車どおり展開出来るような形状・サイズに落とし込む事」です。一見形がそれっぽく出来ていても、機構的に入らない様なバランスにしてしまうと、リアリティが損なわれてしまいます。
ガラスは透明プラ板を切り出して表現しました。
非常に手が込んだ大手術となりましたが、無事に成功! 唯一無二のスペシャルなミニカーに大変身しました。
模型総合病院の出番は折れた部品の修理やリペイントだけではありません! こうした部分的な改造も、幅広く受け付けておりますので気になる事はお気軽にご相談下さい!