「ファイブスター物語」より
・大阪府 M.K 様 ご依頼品
・VOLKS 1/100 Scale プラスチックモデルキット
随分前になりますが、以前にも一度ご紹介したキットになります。
ただ、お客様が違う為製作を仕様が異なってきますのでご紹介したいと思います。
機体やキットの内容は割愛させて頂きますが(以前製作したL.E.D V3はこちら)、改めて内容の濃いキットです。
800点を超えるパーツ数はキット状態で圧巻です。
早速製作についてご紹介します。
先ずは組立てから。
構造としては内部フレームを作り、そこに半透明の外装パーツを取付けていく構造になっております。
これによりレッドミラージュ特有の中のフレームが透けて見える再現ができています。
メカ系のプラモデルキットでもガンプラしか作った事の無い方はかなり苦戦するような、ボークス独自のパーツ分割や組立方式があり、そういう意味でも上級者向けのキットではないでしょうか。
元がレジンのガレージキットメーカーであるが故の構造なのでしょう。時折ガレージキットを組立てている様な感覚になります。
なのでガレージキットを組んだ事の無い方は慣れるのに時間がかかるかもしれませんね。
ただ外装が半透明パーツであったり、本体とインフェルノナパームのランナーが分けてあったり、説明書がしっかりしていたりと慣れればストレス無く組立てる事が出来ました。
塗装についてです。
本体フレームは大まかに4色で構成されています。
大変出来が良く、しっかり塗り分けすれば、フレームだけで自立するという事もありそれだけで絵になります。
外装はキットではそのままでも良い様に半透明の白で成形されていますが、上からパールホワイトとダイヤモンドシルバーを混ぜたものをコートしています。ダイヤモンドシルバーを混ぜる事によって見る角度でパールの輝き方が変わって見えます。
成形色を使うのでどうしても消しきれない合わせ目は、パールを多めに吹く事によって見えにくくしています。
外装を取付けると、折角細かく塗り分けしたフレームが隠れてしまうのが製作者としては悲しいところですね。
以前のものはフル装備状態の写真だけでしたが、今回はシールドとランチャーを外した状態でも写真を掲載しました。
じっくりとご覧頂ければと思います。