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C62 34号機

カツミ 1/80 Scale(HOゲージ) 完成品リペイント

SLファンの多くが、この車輌だけは必ず認めざるを得ないという名機。
D51(デゴイチ)とならび国民のほとんどが愛称の「シロクニ」を知っているのではないでしょうか?
「C62型蒸気機関車」は多くの現代のSL愛好家が愛して止まない車輌の頂点といっても差し支え無いかも知れません。

小生にとっては、当然現役当時を知る事も無いのですが、この「C62」だけはどうしても思い入れがあるのです。
それは30年以上前の漫画「銀河鉄道999」(著者:松本零士)に他なりません。
作中の銀河超特急999号こそ、C62なのです。
メーテルに恋い焦がれ、星野哲郎に涙し、大宇宙に青春を感じた時代でした。
SF漫画故に中身は全くの別物なのですが、原作者である松本零士氏が本物のプレートを所持していたということもあり、999号にはプレートナンバー「C62 48」が着いています。
(原作と劇場版アニメは48号機ですが、TVアニメ版では架空の50号機となっています)

それはともかく、やはり国内最大級の大きさとパワー(当時)を誇る英雄的な存在である事に間違い有りません。

今回のご依頼は、そんなC62ファンの1人からのもので、カツミ製完成品に新たな塗装を施して、光沢のある仕上にするというものです。

しかし、しょっぱなから予想外の出来事が・・・
外せるパーツを取り除き、ボディだけになった所で、溶剤を使って古い塗装を剥離するところから始めます。
まず、ボディを溶剤に漬け込んで暫く於いておきます(1~2日くらい)。その後、歯ブラシ等でゴシゴシと汚れを落とす様に擦るすると、溶けた塗膜が落ちてブラス状態の綺麗なボディになるのですが....
なんと、全然といっていいくらい、塗膜が溶けません!!(こんなことは初めて!!)
仕方がないので、もう少し溶剤が浸透する様に、さらに丸々3日間も漬け込みを続けました。
そこまでやって、やっと、爪で引っ掻くとその部分だけが少し塗膜が剥がれる様になりました。

ここで登場するのが、スチールウールスポンジです。
鍋の焦げ付きなどを取るアレです。
これは以外と巧くいったのですが、細かい突起物やパイピングの先端に引っかかり易く、絡まりを外すのに手間取ったり、さらにはパーツを歪めてしまいそうになる事もあり、比較的大きな平面にしか使えませんでした。

しかし、これでは切りがない事と、配管下の隙間等は塗装を剥がす事が出来ません。
また、スチールワイヤーブラシ等では、毛先が硬すぎてボディーに深い傷を付けてしまいかねません。

そこで、考えたのが「真鍮ブラシ」での洗浄です。
スチールブラシと違い、ボディーと同じ材質で出来ているため、十分な硬度がありながらも、ボディーを傷つけることなく、塗装を擦り落とす事が出来そうです。
結果はかなり成功でした♪

しかしそれでも、ブラシが行き届かないような隅々に、どうしても塗装が残ってしまいます。
このまま、上から新たな塗装をする事も出来ますが、凹になっている部分などは、塗膜が厚くなってしまうため、どうしてもダルイ感じが出てしまいます。
そうならない為にも、出来る限り古い塗装は剥がす必要があるのです。

しかし、ここまでくれば、モールドラインの立上がりと狭角の隙間だけなので、後は最後の手段を講じるだけです。
そう、造形も行うプロモデラーには欠かせない、エアーブラシと双璧を成すツール。
『電動リューター』です!!

リュータービットを変えるだけで、切削や研磨まで、腕さえあればどんな場所でも目的に応じて必要な面を作り出す事が可能です。
広い面積を研磨するには時間も掛かりますが、真鍮ブラシが入らない、または、ブラシの目から逃げてしまう複雑な場所を補う位は、朝飯前であります。

塗装の剥離を始めてから、今まででは考えられない日数が掛かってしましましたが、良い経験になりました。そう、最終的には金属製作したばかりの様に、見事なまでに塗装前の状態にすることが出来ました!! (テンダーも同様の作業をしているため、手間と苦労は通常車両の2倍近い労力な気がしました)

ここまでくれば、塗装はメーカー折り紙付きの腕前を誇る超一流のスタッフが見事に隅々まで施します。
そして、組み立て直前の最後の仕上げは、お客様に惚れ込んで頂いた弊社の真骨頂、ウレタンクリアーによる強光沢です。

最後に組み立てて完成です!
まるで博物館に飾られているようなピカピカのC62です♪
(苦労した甲斐があり、ご依頼者様にも喜んで頂けました)

模型に関してのご要望とあらば、どんなことでも全力で取り組みます!
お客様のご依頼品に、弊社では「技術と経験」そして「愛情と真心と感謝」を精一杯込めてご製作致します。
是非一度、「NAGAEアートプロダクション」を頼ってみて下さい♪

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