大阪府 K.M 様 ご依頼品
C62 1号機
梅小路蒸気機関車館 静態保存機
『シロクニ』の愛称を持つC62ですが、1号機はもともとD52形を改造して作られました。
後年、C59と同形だったテンダーをC62用に改修され、昭和42年5月まで運行していました。
現在では、動体保存されている2号機とともに京都の「梅小路蒸気機関車館」に保存されています。(1号機は静態保存です)
今回のご依頼では市販製品の東海道型に改造やディテールパーツの追加を施した上に、部分塗装を行なって、静態保存されている1号機を再現します。
改造といっても、もともとのスケールが「Nゲージ」ですから、ランボードを一枚加工するだけでも細かい作業になるのに、配管の追加や補機類の位置変更まであるのですから、かなり真剣で繊細な技術と精神集中力が要求されました。
う~ん、小さい故に面倒な作業が結構ありましたなぁ・・・
でも、HOゲージでこの加工をしようと思ったら、もっと大変で手間の掛かる部分もあるので、このスケールでホッとするこのもちょっぴりあったりして。
製品からの主な仕様変更点は以下の通りです。
・メーカーズプレートの設置
・ヘッドライトと煙室扉ハンドルを別パーツに変更
・連結棒内側を赤塗装にする
・標識灯の設置
・砂箱の作用管を切除と新設
・空気圧縮機の位置調整
・火室周り塗り分け
・細部にディテールアップの為の塗装
全ての作業を終えて、走行テストをした段階で思いました・・・『カッコイイじゃん!!』と。
HOゲージなら、豊富なディテールパーツがある場合もありますが(それ以前に絶版パーツの入手が困難という課題もありますが・・・)Nゲージだって、見せ場のポイントさえ抑えていれば、小さいながらも存在感がグッと増します。
貴方もそんな逸品を所有して見たくないですか?
是非、「NAGAEアートプロダクション」にご相談下さい♪