





エンドウ HOゲージ ブラス製キット製作
西武電鉄では初のカルダン式駆動(台車バネの上にモーターを配しユニバーサルジョイントで駆動する方式)を用いた車輛701系の増設車として、411系が誕生しました。
しかしコストの問題で701系と違い旧式の吊りかけ式駆動(台車に直接モーターを繋いで伝達する方式)が採用されており、性能は旧来の通勤車輛と同等でした。
増結車輛でありながら2輛で構成されており、制御電動車のクモハ411形と制御車のクハ1451形がペアになって運用されました。
78年にはブレーキ系統を中心とした制御システムが見直され、改修されて新401系として生まれ変わりました。この時にようやくカルダン式駆動に改められたのです。
現在では上信電鉄や山岐鉄道などに払い下げられ、各鉄道会社独自の塗装や改造を施して現在も活躍しています。
今回はこの車輛を製作します!
車体自体は比較的シンプルな構成で、前面周りの部品点数が少々多いくらいで他は迷う事なく組立てられると思います。
前面の銀サッシは塗りわけ簡略化の為ハンダ付けはせず、最後の組立て時にガラスに貼って対応しました。
塗装は前面のかくっとしたラインをいかにシャープに出せるかどうかで見映えの良さがぐっと変わってきます。
角度や幅のシンメトリーをしっかりとりながらマスキングします。
側面はまっすぐなラインなので簡単という事はなく、むしろまっすぐで綺麗なラインを出す方が複雑な塗り分けをするよりも難しく感じる事さえあります。
塗り分けを終えたらウレタンをコートします!
凹凸の少ない面である程、ウレタンのかかり具合のムラや混入したゴミが目立ちやすくなるので、薄い量を均一かつ綺麗に吹かなければなりません。
何度も重ね塗りをしたり希釈しすぎると垂れてしまいますし、濃いと梨地の様にざらざらした表面になってしまうので注意が必要です。
最後に組立てて完成!
光沢溢れるボディで411系が再び走り出しました。
古い車輛は半光沢で仕上げても雰囲気がでますが、光沢を出して新車のイメージを込めるとまた新たな魅力が見つかると思います。