





ガスパッチモデル 1/48 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介いたします作品は乙式一型偵察機です。
日本初の国内量産された軍用機で日本航空協会により重要航空遺産に認定された機体です。
乙式一型偵察機とはフランスのサルムソン社の2A2という航空機の日本陸軍での呼称です。
大正7年に30機を購入、当初はサ式2A2型と呼ばれていたそうです。
陸軍は輸入機の他に川崎造船飛行機工場に製造を指示しサルムソン社から機体とエンジンのライセンス権を取得、岐阜県の各務原で国内ライセンス生産1号機を完成させています。
国内生産後は陸軍呼称をサ式2A2型から乙式一型偵察機へと変更し運用されました。
現在実機の精巧なレプリカが岐阜かがみはら航空宇宙博物館に展示されております。
それでは、製作の解説を!
製作は先ずは機体内部の製作からです。
組み立て後はほぼ見えなくなる箇所ですが椅子やら計器盤やら組み立てて塗装して
ボディに組み込んでいきます。この辺りは複葉機も単葉機も同じです。
胴体内部に全ての部品を組み込んだら左右貼り合わせて継ぎ目を処理したら
続いて下側の翼や尾翼を取り付けます。
この段階では上面の翼は取り付けていません。
ここで銀色にする部分は徹底的に磨いて組立時のキズ等を全てきれいに消しておきます。
主翼の上下を繋ぐ支柱は木材なので茶色を塗装した後に、パステルや色鉛筆で木目や節を描き込んでおきました。
全ての塗装が終れば次はいよいよ組み立てです。
上下の翼の位置を確認しながら支柱を立てて接着していきます。
塗装後の接着ですので、塗装面を汚さない様に細心の注意で作業しました。
続いて主脚やエンジン、プロペラ等を取り付けてデカールを貼り込みクリアで保護して一段落です。
最後にエレベーターやラダーのワイヤーを張り上下翼の間の張り線を貼り完成です。
ガスパッチモデルから複葉機用のターンバックルが販売されているようなのですが
今回手に入らなかったので支柱の根元に無理やり巻き付けて接着固定しました。
如何でしょうか!
日本の航空史において歴史的な意義の高い機体が再現されました。
弊社にご依頼いただく航空機は圧倒的に単葉機が多く、今回のような複葉機は珍しい部類ですが
ご要望さえあれば何でも製作いたしますのでお気軽にご連絡ください。