





バンダイ BB戦士 プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介する作品はBB戦士νガンダムです。
シリーズの通し番号は07ですがガンダマンから始まるそれ以前の6商品は頭身や商品コンセプトが今のBB戦士とは異なりますので、実質この07番のνガンダムが今日まで続くBB戦士のスタートとも言える記念的商品です。
商品の発売は88年の劇場作品機動戦士ガンダム逆襲のシャー公開から2か月後ですので、37年も前のキットなんですね!
当時、BB戦士に嵌った少年もいまや立派なお父さん…懐かしさから再販品を見つけると手が出てしまう人がいるのも納得です。
BB戦士や所謂旧キットは今の様に多色成型されていませんので、劇中のかっこいい姿にするには
先ずは塗装 ちょっと小馴れてきたらパーツの合わせ目消し そして最後はパテやプラ板を使用しての改造やプロポーション変更が必須でした。が、当時の子供の技術でカッコよく仕上げるのは中々ハードルが高かったのではないでしょうか。
それでは早速見て行きましょう!
今回の作例では特に改造等はせず、箱絵の横の完成写真を参考に当時の子供が作れなかったクオリティで製作しました。
先ずはパーツの合わせ目消しから始めます。
当時のキットは前後貼り合わせの通称モナカ割構造ですので、綺麗な仕上げの為にはどうしても避けて通れない作業です。ましてデフォルメされたデザインなので腕ひとつ取っても肩から拳まで一体成型です。意外と面倒な作業ですがセオリー通りパーツを接着して一か所づつ丁寧に合わせ目を消していきます。
合わせ目消しが終ったら続いては塗装作業です。
当時の作品のカラーリングをイメージして各色を用意していきます。
当時物のキットの説明書のカラーレシピを参考にしていますので、白はそのままホワイト 黒く見える箇所はミッドナイトブルー 黄色は黄橙色をそのまま使用した記憶があります。
目は付属のシールを使用せずに塗装で仕上げてあります。
最後に当時の箱絵っぽく黒で墨入れして完成です。
如何でしょうか!
本気で製作するとHGを1体製作するのと変わらない位の時間が掛かるBB戦士です。
300円で数千円するキットと同じ位の時間の模型製作が楽しめればお金のかからない趣味になります。
大人になった今ならネットで模型製作の情報も簡単に手に入りますので、何十年か越しに当時のリターンマッチに挑戦してみるのもいいんじゃないでしょうか。
勿論弊社にご相談頂ければ、お好みの仕様で製作いたしますので
お気軽にお問い合わせください。