





マイクロキャスト水野 HOゲージ 完成品修理フルリペイント
今回はキットの製作では無いのですが経年劣化からの塗装剥げや動作不良の修繕のご紹介です。
8620形といえば「ハチロク」の愛称で親しまれている国内で最初に本格的に量産された旅客列車牽引用テンダー式蒸気機関車ですね。
本作品ですが商品の販売から時間が経っていることも有り所々色剥げや変色がありました。
部分塗装で直そうとすると塗膜の段差が出てしまいます。
また一部剥がれたということは今後他の部分も同様に剥がれる恐れがあります。そこで今回は車体の塗装を剥がしてフルリペイントする事にしました。
車体を分解して溶剤に漬けて色を全部落としてから、再塗装となります。色や光沢具合は元の色を参考にしています。
次は動力部分の修理です。
モーターは生きているものの走行は出来ないといった状態でした。
どこに不具合があるか探りながら配線を新しい物に交換し、シリンダー等の足回りをクリーニングしながら一度分解して組み立て直したところ無事走行できるようになりました。
ネジの緩みやグリス切れが問題だったようですね。あまり重度の不具合で無くて良かったです。
これで買ったとき同様の状態に戻す事が出来ました。
古い商品ですと様々なトラブルがどうしても起きてしまします。
なにかお困りごとがありましたらお気軽にご相談下さい。