バンダイ 1/20 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はメーヴェとナウシカです。
前回ご紹介致しましたカイに乗るナウシカと同じシリーズのキットです。
メーヴェとはナウシカが愛用する小型グライダーです。
基本は風に乗って滑空する乗り物ですが、離陸時や加速時には小型エンジンを使用するそうです。
現在ではエンジンを製造する技術が失われており、故障しない様に大事にメンテナンスしている設定だそうです。
それでは早速解説を!
メーヴェ本体はエンジン部まで再現されておりますが、少し古い時代のキットもあってか挟み込んで接着する仕様ですので、塗装の便を考えて後ハメ加工をしたい所ですが形状的に後ハメは難しいので前部の吸気口だけ後ハメ出来る様に加工して組み立てました。
本体部分は戦闘機のキットと同じ様な構造でパーツ分けされていますので、合わせ目を消す箇所や大きく隙間が空く箇所があります。
パテを盛って形状を整える必要もありますので少し難易度が高い様に思われます。
また、ハンドル(?)の中央の革帯は軟質樹脂で成型されておりますので、パーティングラインの処理は苦労します。番手の細かい紙やすり等を駆使して処理しました。
下処理が終りましたので、次は塗装の工程です。
基本色は説明書の指定では白となっておりますが、アニメ本編の色味を参考に若干のベージュ寄りの色味で調色して塗装しました。
基本色の次はエンジンの塗装です。
作中でもエンジン部は黄色だったりブルー系だったりと色味に悩みましたが、たまたま当時のセル画の画像を見つけブルーグレー系着色されていましたので今回はブルーグレーで塗装しました。
続きましてナウシカの塗装です。
前回のカイに乗るナウシカと同時進行しておりましたので使用した塗料は前回の物と同じです。
基本色塗装とグラデーションまではエアブラシで塗装し、細部や仕上げは筆塗でしあげてあります。
最後にマスクを取り付けてナウシカの完成です。
別で塗装しておいた専用台座にメーヴェを固定し、さらにナウシカを乗せて作品の完成です。
如何でしょうか!
ナウシカに登場するアイテムの中でも滑空しているメーヴェの姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回はキットそのままのポージングで製作しましたが、脚を離して腕だけで滑空している姿もイメージが沸くとおもいます。
フィギュアのポーズを改造して作る事もできますので、飛んでいる状態で飾りたい!って方もご相談頂けますと幸いです。