タミヤ 1/24 Scale プラスチックモデルキット製作
今回ご紹介致します作品はホンダ S2000です。
本多技研工業創立50周年記念企画としてスタートし99年に発売された2シーターのオープンスポーツカーです。
ご依頼主様がかつて所有されていた愛車を模型で残したいとの要望で製作致しました。
キットは流石のタミヤ製で、金型の痛みなどによるバリ等の不具合は一切御座いません。
またパーツ精度も高く、調整も必要ありませんでした。
製作はカーモデル製作のセオリー通りに進めて行きますので、先ずはボディの製作から。
パーティングラインを処理してパネルラインを軽く掘り直す程度で完了です。
続きまして塗装です。
サーフェイサーを塗布後に白を塗装して基本色を仕上げていきます。
塗装後に乾燥を待ちましてウレタンクリアでコーティングしてボディは一旦お休みです。
ウレタンの硬化を待つ間に内装やシャシーを仕上げて行きます。
実写資料等を参考に細部を塗分けて仕上げました。
再度ボディーに戻ります。
先に塗布し硬化したウレタンクリアーの状態を確認します。
この段階でゴミの混入が見つかった場合、目の細かい紙やすりで磨いて取り除いておきます。
そしてパネルラインのモールド周辺などウレタンが盛り上がった箇所を中心に目の細かいペーパーで段差を均して、仕上げの2回目のウレタンを薄く塗布してボディは完了です。
次の日になればウレタンが硬化しておりますので仕上げておいたシャシーとボディを組み合わせて
メタルインレットや灯火類を取り付け、最後にお客様指定のナンバーを車体に取り付けて完成です。
如何でしょうか!
お客様のかつての愛車がここに再現されました。
カーモデルの製作をご依頼頂くお客様の大半はその車両に対し何らかの思い出をお持ちの方です。
今回の様にかつて所有していた車両だったり、子供の頃のファミリーカーだったり免許返納したお父様への愛車の模型のプレゼントだったり…
製作代行を依頼するメリットの一つに細かい部分まで拘ってオーダー出来る所があります。
当時のナンバープレートを付けて欲しい!から始まり量産品ミニカーの色味ではイメージが違うのでご自身のイメージに近い色味で仕上げたものが欲しい
改造して乗られていた方はホイールを交換したい!や社外品のウイングも再現して欲しい!等様々な拘りに対応出来るのは量産品を購入する場合では出来ない事です。
貴方の拘りを形にするお手伝いをさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。