「ロックマンエグゼ」より
MAD HANDS Non Scale レジン製ガレージキット製作
様々なシリーズで展開され、現在も今昔問わず愛されるゲーム、ロックマン。主にアクションゲームとしてリリースされてきましたが、「ロックマンエグゼ」はRPGとなり舞台やデザイン等が一新されて新しいファンを獲得しました。
フォルテはエグゼシリーズに登場する隠しボスで、一作目ではほとんどキャラクターとして掘り下げられる事がなかったものの、シリーズを重ねるにつれて設定が追加されていきました。
無印ロックマンにも同名のキャラクターが登場します、世界観が異なるため全く別のキャラクターとして扱われています。
今回はロックマンエグゼのコミックに登場したフォルテを再現したキットを製作しました。
パーツ点数が抑えめなキットで、パーツの一つ一つが大きく分割されています。
マントの形が不定形ですので、パーティングラインの見落としがないよう確実に処理をして行きましょう。
このキットは首がボールジョイントで可動するように出来ており、色々な角度に変えて楽しめるようになっています。
が、キットにはジョイントパーツが付属していない為、説明書の指示に合わせて別売のパーツを購入し加工する必要があります。ジョイントがゆるかったりキツかったりする場合は、削る盛る等で調整しましょう。
ボディの殆どが黒ですが、いきなり真っ黒に塗ってしまうと玩具の様な仕上がりになってしまいます。紫がかった濃いグレーを全体に吹き黒で陰影を付ける事で、イメージを損なう事なくリアルな質感を表現出来ます。
マントは面積が広いので、グラデーション塗装の際はブラシのエア圧や距離を逐一調整して、最適な範囲で入れて行きます。一部分だけ見て陰影を付けて行くと濃さにムラが出てしまいますので、パーツ全体をよく見て調整しましょう。
組立てて完成したフォルテは、手強くもカッコいい姿に仕上がりました。
首を動かして様々なシチュエーションを想像しながら展示出来る楽しみがあるキットでした。