「ファイブスター物語」より
ボークス 1/72 Scale レジンキット製作
今回ご紹介しますのはファイブスター物語より「ゲートシオンマーク3 リッタージェット・破烈の人形 (シープヘッド)」です。長い!
「花の詩女 ゴティックメード」に登場するロボット兵器ゴティックメードの一騎です。
名前に破裂の人形と入っている通り、設定改変前のモーターヘッド「バング S.S.I.クバルカン」通称バンドールにあたる機体ですね。
ぱっと見印象が違いすぎますが、足や後部のスタビライザー等良く見ると確かにバンドールか、と思う箇所が多くあります。
弊社で一番多く依頼をうけたMHがバンドールな為、より関心しながらの製作になりました。
本製品はレジン製のキットで総パーツ数180というかなり大変なキットとなっております。
またパーツの外装部が全て透明レジンになっております。
処理についてですが透明パーツは特に誤魔化しがきかず、また本作は表面が光沢よりのパールでの仕上げと言う事で、表面処理の段階でいかにきれいに処理するかで最終的な仕上がりが変わってきますので念入りに行います。
次は塗装です。
フレームは調色した黒に近いガンメタルで塗装します。
外装は前述のとおり全て透明パーツで出来ておりますが、実際透明パーツとして塗装する箇所は腹部の装甲と剣とそのエフェクトくらいのものです。
その他の装甲部分は透明に成形されていますが、実際透明を生かした塗装をしてしまうと裏に塗ったフレーム色が透けてしまう為ほぼソリッドに近い様な塗装を行っています。
塗装後にパールホワイトを塗装します。作例を見るとパールはかかっていますが、あまりキラキラした感じのパールでなく落ち着いた様に見えたので、最後クリアコートする際にクリアホワイトを混ぜてコートしています。
如何でしょうか。
1/72と言う事もあり、かなり存在感のある作品に仕上がりました。
過去のモーターヘッドも良いですが、最近ゴティックメードの機体も続々商品化されていますね。
難易度もどんどん上がってきています。自分では難しいという方、是非弊社にご相談ください。